6月末から7月初めにかけて、黒潮大蛇行の先の渦がちぎれて、分かれた部分がそのままで大蛇行が続いているが、大蛇行は南海トラフや首都直下など大地震の発生に大いに関係があるので、その影響を探ってみたい。
黒潮大蛇行の渦がちぎれた
いつも参考にしている『黒潮親潮ウォッチ』サイトでは、6月中旬から黒潮大蛇行の渦の一部がちぎれる可能性を示唆していた。
そして6/26に、下記の図の左側の青色矢印で示すように、ほとんどちぎれかけていた。
そして6/29に、右側の図のように、渦が切り離された。
黒潮大蛇行は続くか?
この大蛇行の分離によって、地震の発生にどういう影響があるか?
今まで検討したことがないので、さっぱりわからない。
下記の図は7/3時点の黒潮の海流図で、「A´」がちぎれた渦の部分。
こういう時には、過去に同様の現象が起きていた時期に、どういう地震が起きていたかを調べると何かしらわかるかもしれない。
7/8の最新の記事『9月11日までの黒潮「長期」予測(2020年7月8日発表)』では、同様の大蛇行がちぎれた現象が、1977年春にも起きていたとある。
そこで、1977年の春以降のその年に起きたM5.5以上の地震を検索してみると、下記マップのようになった。
ただし大蛇行の流路はその当時の資料がなく、適当に描いている。
どのへんでちぎれたかとか、ちぎれた先がどのくらいの大きさといったデータがないので、現時点のデータを参考にしている。
これを見ると、通常の大蛇行発生時と同様に、渦ができている内側では大きな地震が少ない。
黒潮大蛇行はどうなるか?
上記のデータを見る限りでは、たとえちぎれていても、黒潮大蛇行が発生中は潮位が高くなるために南海トラフや南関東の内陸部も含めて、大地震の発生が抑制されるのかもしれない。
また前述の最新の黒潮長期予測を見ると、これから大蛇行を作る冷水渦の面積が小さくなり、大蛇行が弱くなるものの、予測としては今後も大蛇行は続くだろうという。
上記グラフの赤線が最新の予測だが、これが予測よりもさらに下がっていって縦軸の冷水面積の値が2くらいになると大蛇行が終わることを意味する。
そうなると南海トラフや南関東での大地震の可能性が出てくるが、そういうことにはならないだろうとの予測だ。
今後、毎週1~2回発表される長期予測を見守ることにしたい。
【緊急】マリアさんの夢見の長野県
一度記事を投稿したが、「令和2年7月豪雨」の関連の最新情報を追記する。
マリアさんとの対話篇『ヒプノセラピストマリアと百瀬直也の予言三昧』(有料マガジン)の7/6の最新のノートでも書いていたけれど、やはり「飯田市」は来てしまったようだ。
最新ニュースによると、7日からの大雨の影響で下伊那郡天龍村の中井侍地区で土砂崩落が起きた影響などで、JR飯田線の復旧の見通しが立っていない。
そのため新型コロナウイルス感染拡大防止による休校での遅れを取り戻そうとしていた伊那谷の高校は、再び足止めを余儀なくされた。
明日12日(日)に一旦、小康状態となる九州などの雨は、今はこちらの小平市も雨がかなり強くなってきた。
各地のみなさん、十分に注意してください。
洪水に強い!浸水防止カバー ボディカバー カーカバー 乗用車浸水被害対策 ポリエチレン(PE)製 汎用サイズ
- メディア: ホーム&キッチン
1年経って、今はもっと複雑怪奇な手相になっている。