探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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地震概況(?)


今日もまた地震がありましたね。
まず、2005年1月2日1時30分ごろには、長野県南部でマグニチュード4.0の地震があって、震源地近くでは震度3だったそうです。
長野と聞いてギクッとしたのは、木村政昭教授の『これから注意すべき地震・噴火』では、長野構造線が要注意の「空白域」とされているからです。
今日の地震がその空白域に含まれるのかどうかわかりませんが、注意が必要かもしれません。

次に注目したいのが、2005年1月2日12時30分ごろ伊予灘で起きたM4.3の地震です。震源近くでは震度2を記録したとのこと。
なぜこの地震が注目すべきなのかというと…。
上記の木村教授の本によると、日本列島を走っている断層帯が次々と割れようとしていて、それを「日本列島断層」と呼んでいるそうです。
この断層帯は、西日本ではいわゆる中央構造線と重なっています。
九州からいうと、雲仙普賢岳から今日地震があった伊予灘を通って、四国の北側を通って淡路島を通って、岐阜あたりから北上して、富山の能登半島の付け根あたりから海へ出て、北海道の西を北上してサハリンへ達する。
こんどは九州から西を見ると、南西諸島(沖縄など)の北を通って台湾へ達するというものです。

つまり、あの阪神地震も、この断層帯上にあったということですね。
木村教授によると、1990年代に入って、この日本列島断層の上で大地震が起きるようになったとのことです。
たとえば、北から言うと、サハリン地震(1995、M7.6)、十勝沖地震(2003、M8.0)、北海道南西沖地震(1993、M7.8)、日本海中部地震(1983、M7.7)、阪神大震災(1995、M7.2)、台湾大地震(1999、M7.7)…。
そして木村教授は、この断層帯がまた割れて大地震を引き起こすのだと言っています。
地震が起きる可能性があるところとして、注意しなければならないのは東海大地震だけとは限らないということですね。
他にも「空白域」はこれだけではないんですが、それについては、上記の本の読書ノートして後日書きます。

今日の長野県南部の地震に話を戻すと、地震予知掲示板で、横浜など神奈川県の人たちが何人か、昨日の夕方に真っ赤に燃える夕焼けを見たとカキコしていて、写真も掲載されています。↓
http://zishinyochi.hp.infoseek.co.jp/

この夕焼けは、長野南部の地震の前兆だったのでしょうか。
長野の地震にしても、大地震を回避するために(神さまが)小出しに出してくれているということだったら良いんですが、どうなのか…。
12/30に諏訪でそういうお祈りをしたばかりなので、そう願うんですが。

1/2に更新された週間地震予知情報(地震予知協会提供)によると、依然として要注意期間が続いていて、日本のどこで地震があってもおかしくないようです。↓
http://www.interq.or.jp/earth/eqc/weeklyinfo.htm


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