インドの慈愛の聖母アマチ(愛称:アンマ)については、何度も紹介している通り。
昨年のスマトラ島沖地震による津波がインドを襲ったとき、アンマはちょうどインドの海沿いの地にあるアシュラムで、ダルシャンの最中だった。
そのときの様子を高弟が書いた「悲しみの時、恩寵の時」と題した報告を読んで、感動した。
http://www.ammachi.gr.jp/web/tsunami/Time_of_Grace_Jpn.htm
以前に書いたように、アマチの適切な誘導により、犠牲者が一人も出なかった。津波が押し寄せるという報告があった時に、即座にアシュラム内にいたすべての信者たちを宿泊施設の最上階へ避難させたのだ。
この長い報告を読むと、アマチは自分の安全よりも他の人々の安全を気遣っている。聖者とはこうあるべきだというお手本を見せてくれているみたいだ。
そのアンマは、こう語っている。
「2002年に、アンマは2005年は悲劇と危険の年になるだろうと思った。この1週間、アンマは祈りつづけていたの。何かが起こるだろうと感じていたから。これで暗いことが終わるのだといいけど、そうではない、という気がする。これからやってくるものが、まだあるような気がするの。私たちはみんな、何かひどいもの、戦争のようなものが、これに続かないように祈らなければなりません」
私の先生と同様に、この聖者も世界的危機を事前に察知していたのだ。
そして、去年よりも今年がもっと大変な年になることも察しているようだ。
しかも、戦争の危機があることまでも。
差し迫る「危機」はなにも天変地異だけとは限らないのだ。
もっと多くの祈りが必要になってくるだろう。
ところで、アンマは毎年ワールドツアーの一環として5月末頃に日本を訪れるが、今年はスマトラ島沖地震があったから、どうだろうか…。
来てもらえなくても仕方ないだろう。インドの復興活動が最優先だ。
オーム・ローカ・サマスター・スキノ・バヴァントゥ
(世界の生きとし生けるものが幸せでありますように)