探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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自然災害とパニック


読売新聞提供のニュース記事によると、今日の地震で九州最大の繁華街である天神地区では、一時パニック状態になっていたという。
福岡・天神、繁華街にガラスの雨…一時パニック
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050320-00000214-yom-soci

銀行、書店が入るビルでは、ガラス窓数十枚が割れ、ガラス片が無数に路上に散乱。もし下に人が歩いていたら……。
都市部での被害があった地震だっただけに、日曜日に起きたのが不幸中の幸いだったのかもしれない。
これがもし、オフィスビルで多数の人々が働くワーキングアウアや、通勤時間帯に起きたら、「パニック」も実際の被害も、この程度では済まなかったかもしれない。
高層ビルで働く人々が一斉に避難をしたら、予測もしない事態が発生するのではないか。

福岡の海辺一帯では、砂がコンクリートの割れ目から地上に噴き出す液状化現象が起き、高層住宅の周辺や大規模駐車場が一面砂だらけになったという。

もし東京で同程度の地震が起きていたとしたら、液状化現象を伴う地震だったら、どうなっていただろうか。
私事になるが、たとえば、いま私が常駐している江東区東陽町のビルについて考えてみる。
江東区は、ほとんどが海抜以下の、いわゆる「0メートル地帯」だという。
東陽町駅の近くにある江東区役所の前には、海面の位置を示す柱が立っている。つまり、あのあたりは0メートルどころではなく、海抜がマイナスのところなのだ。
東京周辺の埋立地や海辺に近い地域では液状化現象の心配がされているのに、津波でも来たらどうなってしまうのか。
いまの常駐先は地下1階なので、大地震が平日の日中に起きたら大変なことになるだろう。

地震とは話が離れるが、海抜下にある土地なんて、地球温暖化はすでに始まっているというのに、海面がさらに上昇すると、江東区あたりはどうなってしまうのだろうか。
以前に書いたように、今後世界にとって避けられない天変地異のひとつが「地球温暖化」だという情報が入っているから、このままでは地球人類にとって取り返しのつかないことになってしまうかもしれない。
いま、一部の心ある人々は迫り来る天変地異を避けるために、世界のために祈りを捧げている。
今のわれわれにとって必要なのは憂いではなく、憂いの元である現実を無視することでもなく、祈りと行動だろう。
誰にでも、自分にできることはあるはず。
たとえば私ならば、人類にとって「必要な情報」を「しかるべき人々」に提供すること。
それをもう35年近く続けてきた。
「いまならまだ間に合う」という気持で。
たとえ「物の原理」に支配された人々がほとんどになってしまっても、諦めることはないだろう。
「絶望から切望へ」だ。


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