基本的にMIXIの話題はMIXIの日記(ともだちのともだちまで閲読可能)で書くように決めたんですが、これは敢えてこちらで書きます。
MIXI未体験の人も、MIXIの良さを知ってもらいたいということで。
まず、MIXIは「ソーシャル(=社交のための)ネットワーキングサイト」というくらいで、趣味や価値観を同じくする人たちと容易に出逢うことができるという点が良いですね。
未体験の人は、「どうせ出会いサイトみたいなもんだろう」と思っている人もいるかもしれないけれど、大違いです。
まあ、たしかにそういう目的をもって参加している人もいるみたいだけど、そういう人たちとは無縁なので、よくわかりません。
それから、MIXIというのは基本的にMIXI会員の招待がないと参加できないという画期的なシステム形態をとっているために、どこの馬の骨かわからないような人間が少ないということですね。
これは何を意味するかというと、いわゆるネット上の掲示板に見られるようなケンカや中傷誹謗が起こりにくいということです。
まあ、中にはそういうことをやる人が比較的集まりやすいようなコミュもあるみたいだけど、そういうところは即退会するようにしています。
MIXIでは原則として、本名を明かすことによる参加を推奨しています。
この点が、従来のインターネット上のメディアと大きく異なるところです。
その方が、たとえば昔の学校の旧友に思いがけず出会えるとかいう利点もあるわけです。
ただし、いろんな事情があって本名を伏せて参加している人もたくさんいます。
ちょっと脱線しますが…。
ぼくは1996年にインターネットを利用するようになって以来、自分のWebサイト上でも他の掲示板などで書き込むときにも、基本的に常に本名を名乗っていました。
これはなぜかというと、一つには自分の書いたことに全責任を負いたいというのがあるんですね。
それと、本名などの個人情報を明かしていることによって、人から信用されやすくなるというのがあります。
ぼくのところには、WebサイトやブログやMIXIを通じて、霊的相談事や悩み事など、いろんな相談事が舞い込んできます。
いままでぜんぜんやりとりしたことがない人でも、親にも知らせないのではないかというような非常にプライヴェイトな内容を明かしてくれたりもします。
これは、常に本名でものを書いているということもあるし、またノンフィクション作品では、「そこまで書くかー」みたいな非常にプライヴェイトなことまで書いていることによって、「この人なら大丈夫」みたいに思う人もいるようです。
インターネットの匿名性の是非については、みなさんいろいろ意見があるでしょう。
ひとつ言えることは、blogというものが世界的に一般的になってきたことによって、匿名性が崩れてきつつあるという現象が起きているように思います。
好むと好まざるとに関わらず。
そういう部分を含めたいろんな意味で、MIXIみたいな形態をともなうメディアというのは、これからも増えてくるかもしれません。