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【地震前兆百科】陸上の動物:動物園の大型動物(ゾウ、パンダ)


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ゾウやパンダといった動物は、もちろん日本では動物園でしかお目にかかれない。
ただ、動物園へ行った時に、たまたま動物が異常な行動を示していたり、海外のニュースなどでそのような光景を見たときには、地震に注意することはできるだろう。



ゾウ

ゾウ(象)は哺乳網ゾウ目に属する動物の総称だ。

中国・四川省では、2008年5月12日に、マグニチュード8.0の四川大地震が発生した。
地震による犠牲者は約6万9000人、負傷者は約37万人に上る大災害となった。

このとき、四川省の東に位置する湖北省の武漢市では、地震の前に動物園のゾウが飼育員を襲うなど、多くの動物に異常行動が見られたことが地元メディアで報じられた。
前述のテレビの実験でもわかるように、ゾウは電磁波にかなり敏感であるらしい。

『素敵な宇宙船地球号』

2007/09/22(土)に放映されたテレビ番組、『素敵な宇宙船地球号』「「脳が地震を予知する!?〜生き物が持つ不思議なチカラ」では、興味深い事象を紹介していた。

2004年12月26日に発生したスマトラ島沖地震では、津波により多くの犠牲者が出た。
ところが、津波を受けたスリランカの国立公園では、動物の死骸がまったく見つからなかった。

麻布大学獣医学部の太田光明教授は、動物と電磁波の関係について研究する学者だ。
太田教授の研究室の研究員が、そのスリランカの国立公園へ調査に赴いた。
そしてわかったのは、津波の10分前に、ゾウの群があわてて道路を渡って逃げていったのが目撃されていたこと。

ゾウたちは、ふだんは毎日海岸へ来ていた。
それが、津波の4日前から、海岸に来なくなっていた。

スリランカでの実験

研究員の男性は、スリランカである実験を行った。
津波の際には、低周波音が発生する。
ゾウたちは、その低周波音を聴く能力をもっているのだ。

ゾウは自ら低周波音を発し、仲間たちとコミュニケーションを取る手段とする。
彼らは、津波の到来よりも早く到達する低周波音により、津波が来ることを察知し、逃げたのではないかという。

次に、アンテナから微弱な電磁波を発生し、それを国立公園内の野生のインドゾウに向けてみた。
すると、電磁波を当てていたときにだけ、ゾウたちは警戒音である低い唸り声を上げた。

東日本大震災(2011)

2011年3月11日の東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震(M9.0)の当日朝、茨城県の日立市かみね動物園のゾウが、低い唸り声を上げているので、飼育員は不思議に思ったという。
麻布大学獣医学部の太田光明教授によれば、ゾウは低周波でコミュニケーションをとっていて、地震や津波の前に発生する電磁波に非常に敏感だという。

静岡県西部M5.1(2020)

2020年9月27日13:13に、静岡県西部でM5.1、最大震度4の地震が発生した。
この地震の直前に、静岡県静岡市の日本平動物園では、ゾウに異変が起きていた。
鼻息荒く、突然に走り出し、「パオーン!」と大きな鳴き声を上げたという。

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目撃した人は、「急にサルや鳥などの泣き声が響き、それまで静かだったゾウも大きな鳴き声をあげて動き回った。その後、揺れているんじゃないかと周りが少し騒がしくなった」と話している。

下記マップのように、日本平動物園から地震の震源までは、約61kmの距離があった。

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パンダ

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動物園にいる動物の中でも、パンダの異常行動というのは非常に少ないだろう。
まず、中国以外ではパンダがいる動物園というのが少ない。
日本でも片手で数えるほどの動物園でしか見ることができない。

1969年7月18日の中国・勃海地震(M7.4)では、動物園でパンダが驚いて叫んだという。
パンダは発情期以外はあまり鳴かない動物だ。ちなみに、その鳴き声はちょっと山羊に似たような声だ。


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